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【性別変更の法的進展】手術不要で性別変更可能に🏳️‍⚧️

こんにちは!
株式会社ジーピットのたかとです🧸

 

【性別変更の法的進展】手術不要で性別変更可能に🏳️‍⚧️


今回は、手術無しでの性別変更について。
2024年3月時点での最新情報をお伝えします。


皆さんご存知かと思いますが、2023年10月頃

性別変更の条件に加えられている
”生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること”

この要件は違憲であると判決が下されました。

 

そして、2024年2月
実際に性別適合手術を受けていないトランスジェンダー(FTM)の性別変更が認められました。

 

ネットでもさまざまな意見が飛び交っていました...

僕個人としては、持病や何らかの理由で手術を受けられなかった当事者が
自分らしく生きられる手段を得ることができた大きな一歩だと感じています。


そして、現時点(2024年3月)すでに数十件
性別適合手術無しでの性別変更が家庭裁判所で通ったとの情報も入ってきています。

 

今回のブログでは、どのような事例が
手術無しでの性別変更が認められたのか、現在最新の情報をお伝えしていきます!

※今後数ヶ月単位で、新たな条件や事例が出る可能性もございます。2024年3月時点での情報となりますので、常に最新情報をご確認ください。

 

【現状の性別変更の条件】

①二人以上の医師により,性同一性障害であることが診断されていること
②18歳以上であること
③現に婚姻をしていないこと
④現に未成年の子がいないこと
⑤生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること
⑥他の性別の性器の部分に近似する外観を備えていること

 

2023年10月頃、最高裁では⑤の生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあることが違憲として認められました。

 

しかし、現状 法改正までは進んでおらず、条件は変更されていない状態です。

 

少し話は逸れますが...

同性婚についても、昨年に同性カップルでの結婚が認められらないことについて違憲判決が下されています。しかし、実際に同性婚ができる状態にはなっておらず、法改正まで踏み切っていない状況です。

あくまでも推測ではありますが、性別変更の条件についても法改正が行われるのは、かなり先になるのではないかと予想しています。

 

 

【手術無しでの性別変更が認められた事例】

既に数十名の方が、手術無しに性別変更が認められたとお伝えしましたが

実際にどのようなケースが認められているのか、当事者の声をもとにお伝えします。


①二人以上の医師により,性同一性障害であることが診断されていること
②18歳以上であること
③現に婚姻をしていないこと
④現に未成年の子がいないこと
⑤生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること
⑥他の性別の性器の部分に近似する外観を備えていること

 

まず初めに⑤を除く全ての要件は、必ず満たしている必要があります。

 

そのため必須の治療としては…
精神科により性別違和の診断がされ、2名の医師からの診断書が発行されていること。
FTMの場合はホルモン治療による、陰核の肥大
MTFの場合は女性器の形成が必要です。

 

実際にとあるFTMさんは、
乳腺摘出手術+5年間のホルモン治療+7年の男性としての実生活の証明が大きな判断基準となり性別変更が認められました。

 

他には、数ヶ月後に性別適合手術を控えるFTMさん。既に乳腺摘出手術+1年間のホルモン治療+男性としての3年の実生活をもとに、性別変更が認められました。

戸籍上の性別変更後に、性別適合手術を受けることも可能です。


SNSでは数ヶ月のホルモン注射のみで、性別変更が認められたという声もありましたが、こちらについては信憑性が無かったため真実かどうかは不明です...

 

 

【手術無しで性別変更をする方法】

では具体的に、どのような流れで性別変更を行うのかについてです。


⑴ 性別違和 診断書取得
精神科でのカウンセリングを受け、治療のための診断書を取得します。

 

 

⑵ ホルモン治療開始・望む性別ので実生活
具体的な期間などは定まっていません。

 

 

⑶ 戸籍変更用の診断書を取得
2名以上の医師のサインがあるもの、または2名別の医師による診断書が必要になります。⑴で取得した診断書のみでは性別変更はできません。



⑷ 管轄の家庭裁判所へ申し立て
【必要書類】
1.申立書(家庭裁判所で記入もしくはインターネットからのダウンロード)
2.戸籍変更用 性別違和診断書
3.戸籍謄本(改正されている場合は、改正前[出生から今まで]のものも必要)
4.収入印紙(800円)
5.郵便切手
6.性器の外観に関する診断書(医療機関での検査が伴います)
※各都道府県や裁判官により異なる場合がありますので、裁判所へお問い合わせ時にご確認ください。

 

 

家庭裁判所から通知
審判が必要な場合は裁判官との面談後、ご自宅に通知が届きます。

※過去に申し立てが通った事案を元にした流れとなります。必ずしも申し立てが通るかどうかは裁判官次第となりますので、ご理解くださいませ。

 

 

【性別変更のサポートについて】

 

株式会社ジーピットでは
”世界中のトランスジェンダーが生きやすい未来に”を目指し、トータルサポートを行なっております。

 

戸籍上の性別変更をするために、どうしたら良いのか
診断書はどこで取れる? ホルモン治療は何科でする? 家の近くにはある?
など、どんなご相談でも受け付けております。

 

公式LINEでは、無料でのAI自動相談や
トランスジェンダー当事者と実際に相談できる、電話相談 事務所相談もございます。

 

なにかお困りの点があれば、お気軽にご連絡くださいませ☺️

 

無料相談はこちらから💁‍♂️
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今後のご相談者様のために、有力な情報をお持ちの方がいらっしゃれば
是非情報提供いただけますと幸いです、ご連絡お待ちしております。

 


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